秋冬キャンプの防寒対策
秋も深まり、焚火が恋しくなる気持ちよいキャンプ。しかし、朝夕は冷え込んできます。皆さんは秋冬キャンプの防寒対策はどんな感じでしょうか?
電源付きサイトで「ホットカーペット」や「電気ヒーター」、「石油ストーブ」に「薪ストーブ」など色々な暖房方法があると思いますが、今回は冬のキャンプに欠かせないアイテムのひとつ冬の寝具についてご紹介します。
冷え込んでくる秋冬のキャンプサイトでは、電源があるととても快適に過ごせます。いっぽう電源の無いサイトでは「焚き火」や「石油ストーブ」で暖は取れても、就寝時に冷えずに快適に眠るためには冬の寝具選びが大切です。
秋冬は、焚き火を囲んで食事をとると暖かいですね
冬のシュラフ遍歴
私のこれまでの冬キャンプの寝具は、エアーベッド+ DOD わが家のシュラフを布団の様に使ってました。が、このわが家のシュラフはファミリー用(親子4人がすっぽり入れるほど)でとてつもなく巨大なのです。その後は少し小さめの封筒型シュラフなどを使いましたが、エアーベッドからコットへ買い替えたので、冬用はもう少しコンパクトで暖いシュラフを探していました。
そして今シーズン「ISUKA(イスカ)」のシュラフ「エアドライト670」を購入しました。結論から言うと…とても暖かいです。マミー型は窮屈かなと敬遠していましたが肩まですっぽり包まれて足元もスカスカせずに、かといって圧迫感もなくてしっかり暖かい…快適に寝ることができました。そして何より軽くてコンパクトです。
もう少し気温が下がるような時は、寝る前に湯たんぽを中に忍ばせておくとホカホカのフワフワに包まれそうです。
これまで使用していた化繊のシュラフと比べると高い買い物になりますが、眠る時の快適さや何度か買い替えたりすることを考えると決して高すぎるものではないかなと思います。キャンプの幅も広がりました。
この冬、寒さ対策したい方や寝袋を買うかどうか悩んでいる方はぜひ候補におすすめします。
寝袋のカラーはタンカラーとネイビーです、落ち着いたカラーなのも気に入っています。
ISUKA(イスカ) シュラフ「エアドライト670」を選んだ理由
ISUKA(イスカ)の「エアシリーズ」は廃盤となり、2021年に「エアプラス」・「エアドライト」が新しく誕生しました。
「エアプラス670」と「エアドライト670」は、最低使用温度マイナス15度です。
両者の違いを購入する前に、実際に使用した方の口コミを調べましたが予想外に情報が少なかったです。
ISUKA(イスカ)のサイト抜粋
- 「エアプラス」は、800FP最高品質のグースダウンを封入したフラッグシップモデル
- 「エアドライト」は濡れに対する弱点を克服した750FP撥水ダックダウンのベーシックモデル
私の解釈
「エアプラス」はグースダウンを使っている最高品質モデルで「エアドライト」はダックダウンを使ってる分、安価なモデルだと思いました。
主な違い
- 「エアプラス」の平均重量が1,030グラム、「エアドライト」は1,010グラム
- 価格が若干違い、「エアドライト」の方がリーズナブル
- 両者は、テント内の結露や壁面への接触による濡れを防ぐ、超撥水加工がされているが、「エアドライト」はさらに撥水加工がされている
エアプラス670・エアドライト670と類似商品
- ナンガ オーロラライト750DX
- モンベル シームレス ダウンハガー800 EXP.
- モンベル シームレス バロウバッグ EXP.(化繊)
- イスカ アルファライト1000EX(化繊)
マットがあるとより暖かい
秋冬の防寒対策は、シュラフ以外にもマットを併用することでより暖かさが増します。
コットの上にマットを敷くことで、下からの冷気を防いでくれます。実際にマットを使ってみて、厚さは2センチほどなのに背中や腰の負担を和らげることもでき寝心地がずいぶん改善され、今では必需品です。
マットは、リバーシブルタイプでオールシーズン使えるものを選びました。
ブランド名:DANISH BULUE(デニッシュ ブルー)
材質:ポリエチレン
寸法:長さ183センチ、幅56センチ・厚さ2センチ
重量:395グラム
片面がアルミ加工されているため、断熱効果。撥水加工あり。
さいごに
シュラフを購入検討するにあたり「ダウン」と「化繊」で悩まれる方が多いと思います。化繊のシュラフは、洗濯機で丸洗いができてお手入れが簡単かつ、価格もリーズナブルなものが多いです。ダウンのシュラフは、洗濯機で丸洗いは難しい上に、高価なので購入までに慎重になります。少しでも購入の参考となり、自分のスタイルに合ったシュラフが見つかりますように。