あの日を忘れない
1月17日、阪神大震災が起きて25年が経ちました。その当時高校生だった私は、学校へ行くために目が覚めたと同時に、突然の大きな突き上げの後、長い揺れが続きました。
自宅は、足の踏み場がなく、食器棚にあった食器はほとんどが四方八方に飛び、割れてしまった。子ども部屋の本棚は倒れ、下敷きの可能性もあった中、2段ベッドのフレームが私と妹を助けてくれました。
災害に備えたい
阪神大震災を体験したことは、無力だった私の意識を高めるきっかけになりました。
誰かの助けを待つのではなく、自分の身は自分で守れるようになりたい、家族や困ってる人を助けれるようになれたらと思いました。
その当時、ライフラインである電気・ガス・水が止まり、ガスは4月頃まで復旧できなかった。我が家は、ガスがメインで、ガスヒーター・炊飯器などが使えなくなりました。
わたしの防災対策
キャンプで使ってるものが、防災に役立ちます。
- 家具の転倒や落下防止対策
- 飲料水の確保
- 保存できる食材(パウチやラーメンなど)
- カセットコンロ・CB缶
- 懐中電灯・ランタン(予備電池)
- ウォータータンク
- 電池で動くラジオ
- 簡易トイレ
- モバイルバッテリー
- 暖房器具(カセットコンロ・灯油)
- 使い捨てカイロ
- ワンタッチテント
防災セット 地震対策30点避難セット 避難生活で必要な防災グッズをセットした非常持出袋
- メディア: ホーム&キッチン
必要な時に、電話はつながらない
家から、近くに住む祖母の家を眺め確認しました。その景色は、炎の塊がいくつも見え、大きな煙があがっていました。
祖母に電話するも繋がりません、固定電話が繋がらないなんて、言葉が見つかりませんでした。
家にあった10円玉をかき集めて、近所のたばこ屋さんに30分ほど並んで、赤色の公衆電話を使って祖母に連絡し、生存を確認しました。
いまの時代、スマートフォンがあり、いつでも簡単に連絡が取れます。でも繋がらなかったら?
- 小銭入れ、10円玉貯めてます
- テレホンカード持ち歩こう
犬の防災対策
避難する前に、犬を受け入れてもらえるか確認が必要です。もしものことに備え、クレートの中で過ごす訓練をしました。毎日の食事は、クレートの中で食べさせてます。
犬は、狭いところの方が落ち着く習性があり、クレートに慣れさせると、避難した時に居場所を作ってあげれます。そして大切なのは、犬が苦手な方たちに迷惑をかけないこと、クレートは固い容れ物なので、物が落ちてきても安全です。
避難する際に、ご飯はいつでも持参できるように、ストックしておくと安心です。
リッチェル キャンピングキャリーダブルドア Sサイズ 超小型犬・猫用 アイボリー
- メディア: その他
さいごに
1.17は、私にとって忘れられない日、そして防災意識を高める日。
もしも地震が起きたら、自宅・勤務先で避難する場所が分からないと初動が遅れるので、避難場所マップを確認、職場に予備のスニーカーを置いておくと、瓦礫やガラスの破片で怪我をすることを避けることができます。
災害用伝言ダイヤル171が、体験できる日に家族で試してみませんか?
- 毎月1日,15日 00:00~24:00
- 正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
- 防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
- 防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)